先日友人からある幸せな報告を聞きました。
私が一番幸せになって欲しいと願っていた友人です。
幸せになってほしいというか、幸せにならなきゃいけない子ですね。
私は税理士試験の勉強で心が病んでいた時期、人の幸せをよろこぶことができませんでした。
言葉ではおめでとうといいながら、心の中では舌打ちしていました。
逆に不幸話をきくと、言葉では慰めたり心配したりしながら、心の中では喜んでいました。
まさに、他人の不幸は蜜の味ですね
そんなときは家族にも優しくできず、部屋の片付けもできず、つねに何かに追われているような感覚で生きていました。
そんな年はやはり試験も受かりません。
心のバランスって本当に大切なんですよね。
どんなときでも他人の幸せを喜んだり、助けたりできる人は本当にすごいと思います。
これから先、仕事がうまくいかなくなったり、夫婦関係がうまくいかなくなったり(笑)したとき、はたして私は友達の幸せを喜ぶことができるのか。
喜ぶことができない自分にがっかりしたくないな~
☆今日の税金豆知識☆
個人の確定申告の作成作業に追われる毎日。
お客さんに、これは経費にできますか?という質問をよく受けます。
経費にできるものとできないもの、どう区分すればいいのか。
これは正直税理士でも線引きが難しい…
一言で言うと、事業に関連しているもの、売上に貢献しているものは経費にできます。
たとえば映画評論家が映画を見に行きそのチケット代を経費にする。
これは認められますよね。
しかし、飲食店の店主が映画を見に行ってもそのチケット代は経費にはなりません。
タレントがテレビに出るために着る洋服を買い洋服代を経費にする。
これは認められます。
しかし不動産屋は洋服代を経費にはできません。
このように、同じ内容の支出でも、その事業によって経費にできるかできないかが決まります。
次に、税金は経費にできるのか。
所得税や住民税は経費にできません。税込経理の場合の消費税や事業税、印紙税、自宅で仕事をしている場合の自宅の固定資産税(事業割合分のみ)は経費にできます。
そして私が一番納得できないのは保育料が経費にできないということ。
私としては一番売上に貢献してる経費だと思うんですけどね。
保育園に預けるということは育児の委託であり、事業に直接関係がないと考えられるみたいです。
は?って感じですよね。
仕事するために保育園に預けてるわけですよ。
事業をするために、売上を上げるために預けてるのに、なぜそれを経費にできないのか。
いまだに納得できません。
このように線引きは難しいですが、事業に関連してると自分がしっかり説明できるものであれば経費にできる!
そう考えていいんではないでしょうか。
説明ができなかったり、あやふやだと税務署も怪しみますよ~