康田静愛 税理士事務所

固定資産台帳をしっかりみることで節税につながるかも?!

2017年3月21日

水元公園でバーベキュー
いい天気でよかった

息子も泥だらけになりながらいっぱい遊びました

経営者のみなさんは自分の会社の固定資産台帳をしっかり見てますか?

損益計算書や貸借対照表は見る機会が多いかもしれませんが、固定資産台帳はあまり見る機会がないのではないでしょうか。

貸借対照表の固定資産の項目に載っている科目の内訳を見ることができます。

申告書一式の中に入ってますので一度直前期の固定資産台帳を見てみてはいかがでしょうか。

実際にはない資産、又はあるけど使っていない資産はないですか?

これらの資産は除却処理することによって、未償却の帳簿価額を費用化することができます。

耐用年数が3年であれば3年後の帳簿価額は1円となるので、費用化できるのは1円です

ただ、取得価額が高額だったり、耐用年数が長い固定資産に関しては、除却処理をすることで、お金の支出なしに大きい金額を費用化することができ、節税につながります。

税理士へ除却したことの伝えていない等の理由で、実際にはない資産がそのまま残っていることがよくあります。

この場合償却資産税も余計に払っている可能性がありますよ~

また、除却するにも廃棄するのに費用や手間がかかるので、実際にはあるけどもう使っていない、これからも使う予定がないという資産はありますか?

これに関しても除却処理が認められています。

これを有姿除却といいます。

これは決算後でもできる節税対策といえます。

ただ、税務調査のときに追求される可能性があるので、有姿除却に至った経緯や理由を記載した書類の作成をお勧めします。

一度じっくり固定資産台帳を見て、除却処理ができる資産を探してみてください。

そうすることで節税につながり、貸借対照表もスッキリさせることができますよ〜

今日の一言:カルテットいよいよ最終回!みぞみぞみぞみぞ~!!!

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