先週木曜日と土曜日に税理士の登録時研修に行ってきました。
H28年4月1日から税理士の年間36時間の研修受講が義務化されました。
H27年とH28年は出産、育児があったため免除申請をして研修を受けていませんでしたがH29年からは少しずつ研修を受けて行こうと思います。
年間36時間、一件簡単なようですが、仕事と育児をしながら毎月3時間の時間を確保するのはなかなか難しいものです。
しかしマルチメディア研修(動画での研修)の受講も研修時間にカウントされるので、空いた時間を利用してパソコンやスマホなどで受講できるのはいいですよね。
今回の研修は登録時研修ということで、税理士法、そして民法や会社法、争訟法などの講義を聞きました。
毎年約3000人が税理士登録をするのですが、そのうち試験合格者(5科目合格)は3割程度らしいです。
では残りの7割は何なのか?
税務署OB、大学院修了による試験科目免除、弁護士、公認会計士も税理士として登録することができるのです。
税法科目を1科目もご合格しないまま税理士になる人も数多くいるのです
しかし実際顧問先の税理士に試験合格者ですか?免除ですか?と聞くことはないと思います。
実際私も聞かれたことはありません。
ただ5科目合格したことは私の確固たる自信となっています。
税理士としての知識だけではなく、5科目合格までの道のりは私の精神力や忍耐力も鍛えてくれました。
なかなか合格できなかったとき、大学院に行こうかと気持ちが揺らいだときもありましたが、あのとき諦めなくて本当によかったと思います。
私の精神力と忍耐力を鍛えたもう1つの要因、それは高校時代のバスケ部での部活動です。
税理士受験でくじけそうになったときも、あの地獄のような練習を私は乗り切ったんだから、わたしにできないことはない!と思わせてくれました。
高校時代のバスケ部での部活動と税理士受験はわたしの財産です
今回の研修で印象に残った言葉
『未来は明日作るのではなく今日作るのである。』